スインガーZ

意味がなくてもスイングする 

A Blowing Session / Johnny Griffin

2008/08/19 Tue [Edit]

A Blowing Session / Johnny Griffin  (blue note 1559) 1957.04.06
Side-1
1.Way You Look Tonight
2.Ball Bearings
Side-2
1.All the Things You Are
2 Smoke Stack

Johnny Griffin (ts)
John Coltrane (ts)
Hank Mobley (ts)
Lee Morgan (tp)
Wynton Kelly (p)
Art Blakey (ds)
Paul Chambers (b)

"introducing JOHNNY GRIFFIN" からちょうど1年後、ブルーノートでの2枚目のリーダー・アルバムがこのテナー・バトル・セッションだ。しかもテナー3本にトランペットのリー・モーガンまで加わっているという豪華仕様です。
アート・ブレイキーがドラムスで"にらみ"を効かしているが、このときグリフィンはアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのメンバーだったはず。その前の初代テナー・サックス奏者がハンク・モブレーだ。
トランペットのリー・モーガンは次の年にメッセンジャーズのメンバーとなり、あの大名盤「モーニン」の吹き込みに参加している。
コルトレーンはといえば、マイルス・クインテットのメンバーで売り出したのだが、ヤク中で仕事に穴を開けるようになり、マイルスにクビにされるかされないかという頃のはず。この年の4月はモンクのアルバムをはじめいろんなセッションに参加しており、5月の終りにはプレスティッジで初リーダー・アルバム「COLTRANE」を録音している。
いずれにせよ、すべてのメンバーがジャズ・ジャイアンツなのである。

グリフィンの急速調ソロは前作を聴いた直後では非常に判りやすい。ちょっとくぐもったような音がモブレイで、線が細くてへんてこりんなソロはコルトレーンだ(汗)
ちなみに、マウスピースはモブレーがハードラバー、コルトレーンとグリフィンはメタルを使っていたようだ。
もちろん、「線が細い」と言うのは高音部を多用しているということで、「へんてこりん」と言うのは先進的ということです。そういう意味では、当時のハード・バップ・メンバーのまんなかで聴くとコルトレーンはやはり際立って「へんてこりん」だ。

A面B面とも1曲目がジェローム・カーン作のスタンダード・ナンバーで、2曲目がグリフィンのオリジナル曲。
当然ながら、グリフィンはリーダーであるから張り切ってブロウしまくっている。こういうバトルは大好きだぜっていうのがひしひしと伝わってくるのです。モブレイは「おぬしなかなかやるな」っちゅう感じで鷹揚に受けて立っているのだけど、コルトレーンは「わしはいまんところこんなんやってますぅ」と我が道を行くのであった。
この三者三様がとても面白い。


Top
スインガーZ

Daily Moon Phases

CURRENT MOON

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

お買い物サーチ




Sony Music Shop

ブログパーツ

ブロとも申請フォーム

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ