WOW / 大西順子
2008/10/31 Fri [Edit]
復活したJAZZピアニスト・大西順子のソロ・ピアノ・ライブが、年末に兵庫県立芸術文化センター小ホールであるというのでチケット予約しました。
日本人JAZZとしては、久々の大ヒットになった彼女のデビュー・アルバム「WOW」が出たのが1993年。もう15年になるんですね。
本日は久しぶりにこのレコードを聴いています。
WOW / 大西順子トリオ (1992録音)
Side1
1. ザ・ジャングラー
2. ロッキン・イン・リズム
3. B・ラッシュ
Side2
1. ブリリアント・コーナーズ
2. ポイント・カウンター・ポイント
3. ネイチャー・ボーイ
大西順子(p)
嶋友行(b)
原大力(ds)
※オリジナルCDでは4.プロスペクト・パーク・ウエスト、8.ブロードウェイ・ブルースの2曲が入っています。アナログ盤(1998)ではこの2曲がカットされている。
CDももちろん持っていますが、アナログ盤のほうがゴリゴリした感じの低音が出ていて好きです。
1曲目の「ザ・ジャングラー」は大西順子のオリジナル。エリントンの「ジャングルムード」にインスパイアされて作った曲。重低音ピアノがユニゾンでガシガシ響く。これこれ、これなんだよね〜。
2.「ロッキン・イン・リズム」はエリントン・ナンバー。こちらも全曲からの流れを引き継ぎ、エリントン・オーケストラをそのままピアノで表現しようというような弾き方だ。
3.「B・ラッシュ 」大西順子のオリジナル。ブラシ・ワークのドラムとウォーキングベースにのせて、ビバップ・テイストあふれるピアノが重厚に響く。
Side2はセロニアス・モンクの「ブリリアント・コーナーズ」から始まる。
そもそも彼女のピアノ・スタイルは、多くのジャズ・ジャイアンツのスタイルを徹底的に研究し、それを組み合わせて発展してきたものと窺える。そこを起点として彼女自身の個性的スタイルが生み出されている(ハズだ)。
彼女の演奏を聴くと、XXXX風に弾くのはお手の物と言う感じだ。実際、彼女がバークリーを出てアメリカ・ニューヨークで演奏活動しているときには、バンド・リーダーから「XXXX風に弾いてくれ」という要求が多かったそうだ。それで彼女は「ハービー・ハンコックのハーモニーを学んだり、バップピアニストを研究したり、マッコイ・タイナーのモダンなタッチを参考にしたり、ラジバンダリ」したんだそうだ(汗)
日本に帰ってこのアルバム「WOW」で衝撃的メジャー・デビューしてからは、それが時には批判的に受け止められたりした。もちろんこのアルバムは1993年の「ジャズディスク大賞」を受賞して絶賛の嵐だったわけだけど、一部では「XXXX風なのを聴くぐらいなら、オリジナルのレコードを聴いていたほうがましだ。」という言い方をされたりした。日本のレコード・ジャズ・マニアがいかにも言いそうなことですね。でも、それを言っちゃ〜おしまいじゃないかという気がする。
芸術はすべて模倣から発展するのであって、はじめからまるきりオリジナルなものなんて存在しない。
なんでこんなことを書きだしたかというと、当時、彼女の登場で沸き立った日本のジャズ界で結構彼女に対する賞賛とともに前記のような少数だが批判的な意見もあったということを思い出したからだ。
ワタシも以前は「スイングジャーナル」や「ジャズ批評」という雑誌やジャズ関係の本を読んだり、PCM放送のジャズ番組を聴いたりしていて、そういう意見を目にしたり耳にした。(今はほとんどジャズ関係の雑誌も本も読まなくなってしまったけれど。)
いまでもそういう「ジャズ論争」みたいなのは続いているんだろか?
大西順子公式サイト
ともあれ、大西順子はジャッキー・マクリーン(1996)やフィル・ウッズ(1999)との競演盤をリリースするなど活躍していたが、2000年3月頃から突然活動を休止した。この原因はよくわからない。結婚して引退したといううわさもあったけど、本当のところは謎だった。
しかし、2005年頃から徐々に演奏活動再開し、2007年からはソロ・ライブを行うなど本格的に活動を再開しているとのことです。
久しぶりに聴き返してみて、このアルバムのビ・バップ的な響きと中低音を力強いタッチで弾く彼女のスイング感覚が素晴らしいと感じられた。このアルバムはやっぱり好きですね。
年末のソロ・ライブが楽しみだ。どんな風に変わっているのかいないのか。。。
ケニー・ギャレット・グループでのライブ
Kenny Garrett Quartet
日本人JAZZとしては、久々の大ヒットになった彼女のデビュー・アルバム「WOW」が出たのが1993年。もう15年になるんですね。
本日は久しぶりにこのレコードを聴いています。
WOW / 大西順子トリオ (1992録音)Side1
1. ザ・ジャングラー
2. ロッキン・イン・リズム
3. B・ラッシュ
Side2
1. ブリリアント・コーナーズ
2. ポイント・カウンター・ポイント
3. ネイチャー・ボーイ
大西順子(p)
嶋友行(b)
原大力(ds)
※オリジナルCDでは4.プロスペクト・パーク・ウエスト、8.ブロードウェイ・ブルースの2曲が入っています。アナログ盤(1998)ではこの2曲がカットされている。
CDももちろん持っていますが、アナログ盤のほうがゴリゴリした感じの低音が出ていて好きです。
1曲目の「ザ・ジャングラー」は大西順子のオリジナル。エリントンの「ジャングルムード」にインスパイアされて作った曲。重低音ピアノがユニゾンでガシガシ響く。これこれ、これなんだよね〜。
2.「ロッキン・イン・リズム」はエリントン・ナンバー。こちらも全曲からの流れを引き継ぎ、エリントン・オーケストラをそのままピアノで表現しようというような弾き方だ。
3.「B・ラッシュ 」大西順子のオリジナル。ブラシ・ワークのドラムとウォーキングベースにのせて、ビバップ・テイストあふれるピアノが重厚に響く。
Side2はセロニアス・モンクの「ブリリアント・コーナーズ」から始まる。
そもそも彼女のピアノ・スタイルは、多くのジャズ・ジャイアンツのスタイルを徹底的に研究し、それを組み合わせて発展してきたものと窺える。そこを起点として彼女自身の個性的スタイルが生み出されている(ハズだ)。
彼女の演奏を聴くと、XXXX風に弾くのはお手の物と言う感じだ。実際、彼女がバークリーを出てアメリカ・ニューヨークで演奏活動しているときには、バンド・リーダーから「XXXX風に弾いてくれ」という要求が多かったそうだ。それで彼女は「ハービー・ハンコックのハーモニーを学んだり、バップピアニストを研究したり、マッコイ・タイナーのモダンなタッチを参考にしたり、ラジバンダリ」したんだそうだ(汗)
日本に帰ってこのアルバム「WOW」で衝撃的メジャー・デビューしてからは、それが時には批判的に受け止められたりした。もちろんこのアルバムは1993年の「ジャズディスク大賞」を受賞して絶賛の嵐だったわけだけど、一部では「XXXX風なのを聴くぐらいなら、オリジナルのレコードを聴いていたほうがましだ。」という言い方をされたりした。日本のレコード・ジャズ・マニアがいかにも言いそうなことですね。でも、それを言っちゃ〜おしまいじゃないかという気がする。
芸術はすべて模倣から発展するのであって、はじめからまるきりオリジナルなものなんて存在しない。
なんでこんなことを書きだしたかというと、当時、彼女の登場で沸き立った日本のジャズ界で結構彼女に対する賞賛とともに前記のような少数だが批判的な意見もあったということを思い出したからだ。
ワタシも以前は「スイングジャーナル」や「ジャズ批評」という雑誌やジャズ関係の本を読んだり、PCM放送のジャズ番組を聴いたりしていて、そういう意見を目にしたり耳にした。(今はほとんどジャズ関係の雑誌も本も読まなくなってしまったけれど。)
いまでもそういう「ジャズ論争」みたいなのは続いているんだろか?
大西順子公式サイト
ともあれ、大西順子はジャッキー・マクリーン(1996)やフィル・ウッズ(1999)との競演盤をリリースするなど活躍していたが、2000年3月頃から突然活動を休止した。この原因はよくわからない。結婚して引退したといううわさもあったけど、本当のところは謎だった。
しかし、2005年頃から徐々に演奏活動再開し、2007年からはソロ・ライブを行うなど本格的に活動を再開しているとのことです。
久しぶりに聴き返してみて、このアルバムのビ・バップ的な響きと中低音を力強いタッチで弾く彼女のスイング感覚が素晴らしいと感じられた。このアルバムはやっぱり好きですね。
年末のソロ・ライブが楽しみだ。どんな風に変わっているのかいないのか。。。
ケニー・ギャレット・グループでのライブ
Kenny Garrett Quartet
ぼちぼちいこか '08 / 有山じゅんじと上田正樹
2008/10/23 Thu [Edit]
3月に関西ブルースについて少し書いたときに触れましたが、上田正樹と有山淳司が1日だけの再結成ライブを今年7月に閉店した道頓堀の「くいだおれ」で行いました。

梅田からナンバまで
偶然TV(毎日放送:ちちんぷいぷい)でやっていたのを見て、即録画しましたww
ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
1. 大阪へ出て来てから
2. 可愛いい女と呼ばれたい
3. あこがれの北新地
4. Come on おばはん
5. みんなの願いはただひとつ
6. 雨の降る夜に
7. 梅田からナンバまで
8. とったらあかん
9. 俺の借金全部でなんぼや
10. 俺の家には朝がない
11. 買い物にでも行きまへんか
12. なつかしの道頓堀
13. バッド・ジャンキー・ブルース (Live Version) (additional tracks)
14. ほんとにいやになるぜ (Live Version) (additional tracks)
15. 負けると知りつつバクチをしたよ (Live Version) (additional tracks)
16. Get you when I want you (Live Version) (additional tracks)
17. Licking Stick (Live Version) (additional tracks)
18. Funky Broadway (Live Version) (additional tracks)
上田正樹とサウスツーサウスのギタリスト有山淳司の二人のアルバム「ぼちぼちいこか」(1975)のジャケットにはくいだおれ太郎がフィーチャーされていた。その「くいだおれ」食堂が今年廃業になり、くいだおれ太郎の去就も注目されていたんだけれど、結局彼は一人で「営業」で生活することになったんだそうな。その初仕事が30年来の付き合いのこの二人とのライブ&レコーディングだったww
うーん、泣かせる話やね〜。。
この1975年版のレコードは昔持ってたはずなんやけどどっかいってもたんでまた買おうかな。上田正樹の声は相変わらずカッコええし、有山じゅんじのギターもええねぇ。有山じゅんじの甘ったるい声はいまいち嫌いやってんけど、全然変わらんところがまたすごいw なんか懐かしいです。新しいヴァージョンのCDも聴いてみたいね♪
有山じゅんじと上田正樹「俺の借金全部でなんぼや」ぼちぼちいこか'08

梅田からナンバまで
偶然TV(毎日放送:ちちんぷいぷい)でやっていたのを見て、即録画しましたww
ぼちぼちいこか+6tracks(紙ジャケット仕様) [Limited Edition] 1. 大阪へ出て来てから
2. 可愛いい女と呼ばれたい
3. あこがれの北新地
4. Come on おばはん
5. みんなの願いはただひとつ
6. 雨の降る夜に
7. 梅田からナンバまで
8. とったらあかん
9. 俺の借金全部でなんぼや
10. 俺の家には朝がない
11. 買い物にでも行きまへんか
12. なつかしの道頓堀
13. バッド・ジャンキー・ブルース (Live Version) (additional tracks)
14. ほんとにいやになるぜ (Live Version) (additional tracks)
15. 負けると知りつつバクチをしたよ (Live Version) (additional tracks)
16. Get you when I want you (Live Version) (additional tracks)
17. Licking Stick (Live Version) (additional tracks)
18. Funky Broadway (Live Version) (additional tracks)
上田正樹とサウスツーサウスのギタリスト有山淳司の二人のアルバム「ぼちぼちいこか」(1975)のジャケットにはくいだおれ太郎がフィーチャーされていた。その「くいだおれ」食堂が今年廃業になり、くいだおれ太郎の去就も注目されていたんだけれど、結局彼は一人で「営業」で生活することになったんだそうな。その初仕事が30年来の付き合いのこの二人とのライブ&レコーディングだったww
うーん、泣かせる話やね〜。。
![]() | 『ぼちぼちいこか '08』フューチャリング くいだおれ太郎 (2008/10/22) 有山じゅんじと上田正樹 商品詳細を見る |
この1975年版のレコードは昔持ってたはずなんやけどどっかいってもたんでまた買おうかな。上田正樹の声は相変わらずカッコええし、有山じゅんじのギターもええねぇ。有山じゅんじの甘ったるい声はいまいち嫌いやってんけど、全然変わらんところがまたすごいw なんか懐かしいです。新しいヴァージョンのCDも聴いてみたいね♪
有山じゅんじと上田正樹「俺の借金全部でなんぼや」ぼちぼちいこか'08
川嶋哲郎×佐藤芳明 デュオ・ライブ
2008/10/13 Mon [Edit]
さて、10月11日(土)明石の江井ケ嶋酒造での川嶋哲郎×佐藤芳明デュオ・ライブへ行ってきました。この二人はアルバム「REASON OF REEDS」(2006)で競演し、平石さん主催でもすでに2007年3月にデュオ・ライブを実施しており、今回2回目と言うことである。今年3月の同じ場所での川嶋哲郎ソロ・ライブがとても素晴らしかったので、今回も非常に楽しみにしていました。
そして、今回もやはりと言うか当然と言うべきか、期待にたがわず素晴らしいライブでした。
ワタシは不勉強にも佐藤芳明と言う人を知らなかったので、9月に「REASON OF REEDS」を購入して予習していきました。

川嶋哲郎meets佐藤芳明
/REASON OF REEDS(2006.8.8)
M&I MYCJ-30393
01.MAHANA
02.FORGET-ME-NOT
03.AGENT'S TIPS
04.INFANT EYES
05.甘い罠
06.ANTIKYTHERA
07.ARINCO
08.SICILIANO
09.FIST
10.THE REEDS NEED REEDS
川嶋哲郎(ts,ss,fl,etc)
佐藤芳明(acc)
実を言うと、アコーディオンと言う楽器には「あれでほんとにJAZZやるの?」みたいな偏見を持っていました。ワタシの世代的にはアコーディオンと言えば、TVの素人のど自慢の歌伴で有名で「横森管弦楽団」の異名をもっていた横森良造氏とか横山ホットブラザーズくらいしか思い浮かばないのです(汗)
小学校にもアコーディオンはあったけどあんなに複雑な音が出るもんじゃなかったような気がする。(調べてみると小学校にあるのは簡易型だそうだ。)
しかもアコーディオンとはサックスと同じリード楽器らしい。そんなことも知らんのかと言われそうだけど、知らんかった。よく考えれば、蛇腹で空気を送ってリード鳴らすのだから当然と言えば当然リード楽器ですね。しかも左手にもボタンがいっぱいあって、ベース音や和音を出せるようになっている。従ってリードは500以上も付いているらしい。ヨーロッパではアコーディオンはもっとポピュラーな楽器で演奏者も多いらしい。右手が鍵盤じゃなくてボタン式のも普及しているということだ。最近はcobaとかいう人をはじめとして日本人でもプロ演奏者が増えてきているみたいですね。
ま、そんな豆知識よりも音楽は聴いてみるのが一番であって、JAZZというのは演奏者によって決まるもので、どんな楽器でもJAZZっていればそれでOKですよね。「REASON OF REEDS」を聴いてこの佐藤芳明さんも相当なJAZZ者であるのは理解できました。そして彼が作曲した曲もなかなか面白くて、このCDに入っているへんてこりんな曲はすべて好きですw
川嶋哲郎という人はホントにすごい人だと再確認した。何故ってこの3月に聴いたときよりも確実に進化しているということがひしひしと感じられたからだ。これだけ最前線で活躍しているトップの人がさらに進化するというのは並大抵ではないと思われ、テナー、ソプラノ、フルートの3種の楽器のすべてで音色、フラジオ、フレイジングが素晴らしかった。
実を言うと私は、サックス奏者がフルート吹くのはあまり好きではなかった。だって吹き方がぜんぜん違う楽器じゃないかという思いが強く、サックスだけでもバスからソプラニーノまであるんだからサックスだけでいいじゃんと思っていた。そう、ワタシは偏見の多いオヤジなのだ。でもこの日の川嶋哲郎のフルートは素晴らしかった。「サックス奏者の」という形容詞がつかない真正フルート演奏だったと思う。
以下ライブの曲をメモっておきます。
川嶋さんが曲名紹介をしてくれましたのであっていると思いますが、判らない曲もありました。
1.MAHANA / 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録1曲目。タヒチ語で「太陽」の意。テナー爆裂。
2.ANTIKYTHERA / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。地中海に浮かぶ島の名前。川嶋さんはフルート。
3.INFANT EYES / WAYNE SHORTER
アルバム「SPEAK NO EVIL」のウェイン・ショーター作のバラード。彼が娘を思いながら作ったという美しい曲。「REASON OF REEDS」収録曲。
4.甘い罠 / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。中近東的なイメージかと思ったけど、佐藤さんによれば「なんちゃって東ヨーロッパ風」の曲なんだそうだ。面白い曲。ソプラノ・サックス。
休憩
前回同様、お酒の試飲会がありました。神鷹「大吟醸」をいただく。これ最高に美味しかった。
1.MY ONE AND ONLY LOVE (?)
川嶋哲郎テナー・ソロ。スタンダード・ナンバー。コルトレーンの「AND JOHNY HARTMAN」に入っている曲だけどいまいちこの曲だったか自信がない。転調が激しくてテナー炸裂。
2. ?? / 佐藤芳明ソロ
ジャズ的じゃない曲アコーディオンらしい曲ということで、オリジナルともう一曲を続けて演奏。曲名聞き取れず、すみません。
3.完全即興演奏
これは主催者平石さんのたっての希望ということで、二人の完全即興演奏が実現した。
完全即興というのはやはり現代音楽風なるんですね。
佐藤さんは窓越しに見えるウィスキー醸造工場から連想したロボット・アニメのメカニカルな雰囲気を表現しましたということでした。普段聞けないなかなかスリリングな演奏でした。
4.EMOTION/ 川嶋哲郎
川嶋さんの定番曲。素晴らしいフルート演奏。
5.FIST/ 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録曲。ノリの良いリフの曲。テナー・フラジオ炸裂。アドリブでいろんな曲のメロディが出てくる。
センチメンタル・ジャーニー、セントトーマス、上を向いて歩こうetc.二人の掛け合いが面白く絶好調に盛り上がる。
アンコール 見上げてごらん夜の星を
リアンコール 浜辺の歌
やっぱりデュオのジャズというのは実力者同士だと非常に盛り上がって面白いもんだなと実感した。今回はワタシとしては初めての取り合わせだったし、お互いがお互いの音に刺激されて発展していくジャズの面白さを堪能できた。しかも生音で間近で直接音を浴びることのできるのが無常の幸福であります。
この日の夕方に同業者の会合(ほとんど飲み会)があって終わると同時にあわてて帰らねばならなかった。結局少し遅刻していったらもう会合は終わっていて飲み会だけに参加しましたww
ま、どっちみちこのところあまり景気の良い話はないので、ライブの余韻に浸って久しぶりに気分良く痛飲したのでありました。。。
そして、今回もやはりと言うか当然と言うべきか、期待にたがわず素晴らしいライブでした。
ワタシは不勉強にも佐藤芳明と言う人を知らなかったので、9月に「REASON OF REEDS」を購入して予習していきました。

川嶋哲郎meets佐藤芳明
/REASON OF REEDS(2006.8.8)
M&I MYCJ-30393
01.MAHANA
02.FORGET-ME-NOT
03.AGENT'S TIPS
04.INFANT EYES
05.甘い罠
06.ANTIKYTHERA
07.ARINCO
08.SICILIANO
09.FIST
10.THE REEDS NEED REEDS
川嶋哲郎(ts,ss,fl,etc)
佐藤芳明(acc)
実を言うと、アコーディオンと言う楽器には「あれでほんとにJAZZやるの?」みたいな偏見を持っていました。ワタシの世代的にはアコーディオンと言えば、TVの素人のど自慢の歌伴で有名で「横森管弦楽団」の異名をもっていた横森良造氏とか横山ホットブラザーズくらいしか思い浮かばないのです(汗)
小学校にもアコーディオンはあったけどあんなに複雑な音が出るもんじゃなかったような気がする。(調べてみると小学校にあるのは簡易型だそうだ。)
しかもアコーディオンとはサックスと同じリード楽器らしい。そんなことも知らんのかと言われそうだけど、知らんかった。よく考えれば、蛇腹で空気を送ってリード鳴らすのだから当然と言えば当然リード楽器ですね。しかも左手にもボタンがいっぱいあって、ベース音や和音を出せるようになっている。従ってリードは500以上も付いているらしい。ヨーロッパではアコーディオンはもっとポピュラーな楽器で演奏者も多いらしい。右手が鍵盤じゃなくてボタン式のも普及しているということだ。最近はcobaとかいう人をはじめとして日本人でもプロ演奏者が増えてきているみたいですね。
ま、そんな豆知識よりも音楽は聴いてみるのが一番であって、JAZZというのは演奏者によって決まるもので、どんな楽器でもJAZZっていればそれでOKですよね。「REASON OF REEDS」を聴いてこの佐藤芳明さんも相当なJAZZ者であるのは理解できました。そして彼が作曲した曲もなかなか面白くて、このCDに入っているへんてこりんな曲はすべて好きですw
川嶋哲郎という人はホントにすごい人だと再確認した。何故ってこの3月に聴いたときよりも確実に進化しているということがひしひしと感じられたからだ。これだけ最前線で活躍しているトップの人がさらに進化するというのは並大抵ではないと思われ、テナー、ソプラノ、フルートの3種の楽器のすべてで音色、フラジオ、フレイジングが素晴らしかった。
実を言うと私は、サックス奏者がフルート吹くのはあまり好きではなかった。だって吹き方がぜんぜん違う楽器じゃないかという思いが強く、サックスだけでもバスからソプラニーノまであるんだからサックスだけでいいじゃんと思っていた。そう、ワタシは偏見の多いオヤジなのだ。でもこの日の川嶋哲郎のフルートは素晴らしかった。「サックス奏者の」という形容詞がつかない真正フルート演奏だったと思う。
以下ライブの曲をメモっておきます。
川嶋さんが曲名紹介をしてくれましたのであっていると思いますが、判らない曲もありました。
1.MAHANA / 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録1曲目。タヒチ語で「太陽」の意。テナー爆裂。
2.ANTIKYTHERA / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。地中海に浮かぶ島の名前。川嶋さんはフルート。
3.INFANT EYES / WAYNE SHORTER
アルバム「SPEAK NO EVIL」のウェイン・ショーター作のバラード。彼が娘を思いながら作ったという美しい曲。「REASON OF REEDS」収録曲。
4.甘い罠 / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。中近東的なイメージかと思ったけど、佐藤さんによれば「なんちゃって東ヨーロッパ風」の曲なんだそうだ。面白い曲。ソプラノ・サックス。
休憩
前回同様、お酒の試飲会がありました。神鷹「大吟醸」をいただく。これ最高に美味しかった。
1.MY ONE AND ONLY LOVE (?)
川嶋哲郎テナー・ソロ。スタンダード・ナンバー。コルトレーンの「AND JOHNY HARTMAN」に入っている曲だけどいまいちこの曲だったか自信がない。転調が激しくてテナー炸裂。
2. ?? / 佐藤芳明ソロ
ジャズ的じゃない曲アコーディオンらしい曲ということで、オリジナルともう一曲を続けて演奏。曲名聞き取れず、すみません。
3.完全即興演奏
これは主催者平石さんのたっての希望ということで、二人の完全即興演奏が実現した。
完全即興というのはやはり現代音楽風なるんですね。
佐藤さんは窓越しに見えるウィスキー醸造工場から連想したロボット・アニメのメカニカルな雰囲気を表現しましたということでした。普段聞けないなかなかスリリングな演奏でした。
4.EMOTION/ 川嶋哲郎
川嶋さんの定番曲。素晴らしいフルート演奏。
5.FIST/ 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録曲。ノリの良いリフの曲。テナー・フラジオ炸裂。アドリブでいろんな曲のメロディが出てくる。
センチメンタル・ジャーニー、セントトーマス、上を向いて歩こうetc.二人の掛け合いが面白く絶好調に盛り上がる。
アンコール 見上げてごらん夜の星を
リアンコール 浜辺の歌
やっぱりデュオのジャズというのは実力者同士だと非常に盛り上がって面白いもんだなと実感した。今回はワタシとしては初めての取り合わせだったし、お互いがお互いの音に刺激されて発展していくジャズの面白さを堪能できた。しかも生音で間近で直接音を浴びることのできるのが無常の幸福であります。
この日の夕方に同業者の会合(ほとんど飲み会)があって終わると同時にあわてて帰らねばならなかった。結局少し遅刻していったらもう会合は終わっていて飲み会だけに参加しましたww
ま、どっちみちこのところあまり景気の良い話はないので、ライブの余韻に浸って久しぶりに気分良く痛飲したのでありました。。。
天下分け目の。。。
2008/10/08 Wed [Edit]
最近は野球をあまり見ないのですが、今日はさすがに見てしまいました。TG最終戦。
でも、「天下分け目の関ヶ原」はやっぱり西軍の負けなんやね(汗)
もう焼酎でも飲んで寝よ。
でも、「天下分け目の関ヶ原」はやっぱり西軍の負けなんやね(汗)
もう焼酎でも飲んで寝よ。
世界金融危機 その2
2008/10/08 Wed [Edit]
やはり10月は金融クラッシュの月でした。
米ダウはやっと(というのか、ついにと言うべきか)$10000の大台を割って9447まで下落。
米国が下げないとこの金融危機の「おとしまえ」が着かないと思ってましたが、もちろん他の国も多大な影響を受けます。欧州、アジアも軒並み安値更新中です。
日経平均終値は952円安の9203円でした(汗)
香港株式市場はハンセン指数終値は前営業日比8.17%安の15431.73ポイント、H株指数も11.46%安の7452.74ポイントでした(汗汗)
ヘッジファンドの投売りが来るとこまできたという感じでしょうか。。
ただ、まだ下げとまったという雰囲気ではないですね。
ついさっきのニュースでは、
「米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など米欧6中銀は8日、協調して緊急利下げに踏み切ると発表した。米欧発の金融危機を引き金に世界的な同時株安が起きるなど、金融資本市場の混乱が深まっているため。10日の米ワシントンでの7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を控え、主要国中銀による連携を強める。日銀は協調利下げには加わらないが、市場への資金供給拡大などで協力する。協調利下げするのはFRB、ECBのほか、英イングランド銀行、スイス国立銀行、カナダ中銀、スウェーデン中銀の6中銀。 」(NIKKEI NET)
ということで欧州市場は少々反発しているみたいです。しかし、力強さに欠けるかなぁ、いまいちあかんかも。
リアルタイム世界の株価
FRBはともかくECBは利下げに踏み切るのが遅すぎたようですね。EU各国それぞれの思惑もあって迅速な対応が取れないのか。
日本はもともと利下げ余地もなく、金出せるだけ出しとけみたいなところでしょうか(汗)
あとは政策的にも金利的にもいろいろカードを持っている中国がどう動くか注目したいところです。
と思ったら中国も利下げらしい。
「中国人民銀行(中央銀行)は8日、9日から貸出基準金利と預金基準金利をそれぞれ0.27%引き下げると発表した。期間1年の貸出金利は6.93%に、同じく期間1年の預金金利は3.87%となる。
また、預金準備率についても15日から0.5%引き下げる。 」(TRANSLINK)
こういう日は引き続き「Expressions / 竹内まりや」を聴いてます。
米ダウはやっと(というのか、ついにと言うべきか)$10000の大台を割って9447まで下落。
米国が下げないとこの金融危機の「おとしまえ」が着かないと思ってましたが、もちろん他の国も多大な影響を受けます。欧州、アジアも軒並み安値更新中です。
日経平均終値は952円安の9203円でした(汗)
香港株式市場はハンセン指数終値は前営業日比8.17%安の15431.73ポイント、H株指数も11.46%安の7452.74ポイントでした(汗汗)
ヘッジファンドの投売りが来るとこまできたという感じでしょうか。。
ただ、まだ下げとまったという雰囲気ではないですね。
ついさっきのニュースでは、
「米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)など米欧6中銀は8日、協調して緊急利下げに踏み切ると発表した。米欧発の金融危機を引き金に世界的な同時株安が起きるなど、金融資本市場の混乱が深まっているため。10日の米ワシントンでの7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を控え、主要国中銀による連携を強める。日銀は協調利下げには加わらないが、市場への資金供給拡大などで協力する。協調利下げするのはFRB、ECBのほか、英イングランド銀行、スイス国立銀行、カナダ中銀、スウェーデン中銀の6中銀。 」(NIKKEI NET)
ということで欧州市場は少々反発しているみたいです。しかし、力強さに欠けるかなぁ、いまいちあかんかも。
リアルタイム世界の株価
FRBはともかくECBは利下げに踏み切るのが遅すぎたようですね。EU各国それぞれの思惑もあって迅速な対応が取れないのか。
日本はもともと利下げ余地もなく、金出せるだけ出しとけみたいなところでしょうか(汗)
あとは政策的にも金利的にもいろいろカードを持っている中国がどう動くか注目したいところです。
と思ったら中国も利下げらしい。
「中国人民銀行(中央銀行)は8日、9日から貸出基準金利と預金基準金利をそれぞれ0.27%引き下げると発表した。期間1年の貸出金利は6.93%に、同じく期間1年の預金金利は3.87%となる。
また、預金準備率についても15日から0.5%引き下げる。 」(TRANSLINK)
こういう日は引き続き「Expressions / 竹内まりや」を聴いてます。
Expressions / 竹内まりや
2008/10/06 Mon [Edit]
巷でかなり評判のデビュー30周年コンプリート・ベスト・アルバム「竹内まりや エクスプレッションズ」を買いました。10月1日発売をすっかり忘れていて、買うかどうかも決めていなかったんだけど、10月3日に検索したらもう初回限定盤がamasonとかHMVで売り切れになっていた(汗)

で、調べてみると初回限定盤は価格は同じで1枚余計にカラオケCDが付いているらしい。別にカラオケCDなんていらんねんけど、付いてないのを買うのもなんだし、結局初回限定盤を必死で探したのであった(汗)といっても今はネットでぐりぐりするだけなんだけど。。
楽天ではほとんど売り切れ表示のなか一店だけ受け付けていたのでそこで発注、本日無事到着しました。しかし、まだ他のBOOK関係のあまり知らない通販サイトでは残っていたようです。
後から考えたら、地元の「TUTAYA」に行ったら売ってたんちゃうんかなと思ったww
山下達郎の監修によるデジタル・リマスターで今までのCDより音が良いというのがこのベスト盤の売りのひとつなのでかなり期待してました。
いま、2枚目(Disc2)を聴いているところですが、一聴して音がスッキリして帯域が広く伸びているのが判ります。それと音量が普通の盤より大きめに入っています。いつもはプリアンプのボリュームは10時からクラシック系だと11時くらいの位置で聴いていますが、このCDは10時の位置でも音量が大きすぎる感じになります。9時くらいの位置でちょうど良い加減かな。
70年代の録音のものは大音量で聞くと少々高音部がきつく耳が痛いです。このあたりはもっとアナログ的な音でも良かったのにと思います。
80年代以降の録音はさすがに高音質になっていきます。1992年の「Quiet Life」以降さらに分解能もあがって良くなってます。2000年以降の録音は音質的に云う事なしです。素晴らしいクオリティです。
Disc1-8の「五線紙」はギター1本とコーラスのみのバックですごく良い響きでした。
どうせだったらSACDでも出してほしいなぁ。
個人的にはやはりDisc2が、かつて一番よく聴いていて懐かしい曲たちが入っています。
Disc2-4「本気でオンリーユー(Let's Get Married)」は、よく考えてみるとワタシの結婚式でも使ったなぁというのを突然思い出しました(汗汗)
Disc2-7「元気を出して」がいちばん好きな曲ですね〜♪

で、調べてみると初回限定盤は価格は同じで1枚余計にカラオケCDが付いているらしい。別にカラオケCDなんていらんねんけど、付いてないのを買うのもなんだし、結局初回限定盤を必死で探したのであった(汗)といっても今はネットでぐりぐりするだけなんだけど。。
楽天ではほとんど売り切れ表示のなか一店だけ受け付けていたのでそこで発注、本日無事到着しました。しかし、まだ他のBOOK関係のあまり知らない通販サイトでは残っていたようです。
後から考えたら、地元の「TUTAYA」に行ったら売ってたんちゃうんかなと思ったww
山下達郎の監修によるデジタル・リマスターで今までのCDより音が良いというのがこのベスト盤の売りのひとつなのでかなり期待してました。
いま、2枚目(Disc2)を聴いているところですが、一聴して音がスッキリして帯域が広く伸びているのが判ります。それと音量が普通の盤より大きめに入っています。いつもはプリアンプのボリュームは10時からクラシック系だと11時くらいの位置で聴いていますが、このCDは10時の位置でも音量が大きすぎる感じになります。9時くらいの位置でちょうど良い加減かな。
70年代の録音のものは大音量で聞くと少々高音部がきつく耳が痛いです。このあたりはもっとアナログ的な音でも良かったのにと思います。
80年代以降の録音はさすがに高音質になっていきます。1992年の「Quiet Life」以降さらに分解能もあがって良くなってます。2000年以降の録音は音質的に云う事なしです。素晴らしいクオリティです。
Disc1-8の「五線紙」はギター1本とコーラスのみのバックですごく良い響きでした。
どうせだったらSACDでも出してほしいなぁ。
個人的にはやはりDisc2が、かつて一番よく聴いていて懐かしい曲たちが入っています。
Disc2-4「本気でオンリーユー(Let's Get Married)」は、よく考えてみるとワタシの結婚式でも使ったなぁというのを突然思い出しました(汗汗)
Disc2-7「元気を出して」がいちばん好きな曲ですね〜♪









