川嶋哲郎×佐藤芳明 デュオ・ライブ
2008/10/13 Mon [Edit]
さて、10月11日(土)明石の江井ケ嶋酒造での川嶋哲郎×佐藤芳明デュオ・ライブへ行ってきました。この二人はアルバム「REASON OF REEDS」(2006)で競演し、平石さん主催でもすでに2007年3月にデュオ・ライブを実施しており、今回2回目と言うことである。今年3月の同じ場所での川嶋哲郎ソロ・ライブがとても素晴らしかったので、今回も非常に楽しみにしていました。
そして、今回もやはりと言うか当然と言うべきか、期待にたがわず素晴らしいライブでした。
ワタシは不勉強にも佐藤芳明と言う人を知らなかったので、9月に「REASON OF REEDS」を購入して予習していきました。

川嶋哲郎meets佐藤芳明
/REASON OF REEDS(2006.8.8)
M&I MYCJ-30393
01.MAHANA
02.FORGET-ME-NOT
03.AGENT'S TIPS
04.INFANT EYES
05.甘い罠
06.ANTIKYTHERA
07.ARINCO
08.SICILIANO
09.FIST
10.THE REEDS NEED REEDS
川嶋哲郎(ts,ss,fl,etc)
佐藤芳明(acc)
実を言うと、アコーディオンと言う楽器には「あれでほんとにJAZZやるの?」みたいな偏見を持っていました。ワタシの世代的にはアコーディオンと言えば、TVの素人のど自慢の歌伴で有名で「横森管弦楽団」の異名をもっていた横森良造氏とか横山ホットブラザーズくらいしか思い浮かばないのです(汗)
小学校にもアコーディオンはあったけどあんなに複雑な音が出るもんじゃなかったような気がする。(調べてみると小学校にあるのは簡易型だそうだ。)
しかもアコーディオンとはサックスと同じリード楽器らしい。そんなことも知らんのかと言われそうだけど、知らんかった。よく考えれば、蛇腹で空気を送ってリード鳴らすのだから当然と言えば当然リード楽器ですね。しかも左手にもボタンがいっぱいあって、ベース音や和音を出せるようになっている。従ってリードは500以上も付いているらしい。ヨーロッパではアコーディオンはもっとポピュラーな楽器で演奏者も多いらしい。右手が鍵盤じゃなくてボタン式のも普及しているということだ。最近はcobaとかいう人をはじめとして日本人でもプロ演奏者が増えてきているみたいですね。
ま、そんな豆知識よりも音楽は聴いてみるのが一番であって、JAZZというのは演奏者によって決まるもので、どんな楽器でもJAZZっていればそれでOKですよね。「REASON OF REEDS」を聴いてこの佐藤芳明さんも相当なJAZZ者であるのは理解できました。そして彼が作曲した曲もなかなか面白くて、このCDに入っているへんてこりんな曲はすべて好きですw
川嶋哲郎という人はホントにすごい人だと再確認した。何故ってこの3月に聴いたときよりも確実に進化しているということがひしひしと感じられたからだ。これだけ最前線で活躍しているトップの人がさらに進化するというのは並大抵ではないと思われ、テナー、ソプラノ、フルートの3種の楽器のすべてで音色、フラジオ、フレイジングが素晴らしかった。
実を言うと私は、サックス奏者がフルート吹くのはあまり好きではなかった。だって吹き方がぜんぜん違う楽器じゃないかという思いが強く、サックスだけでもバスからソプラニーノまであるんだからサックスだけでいいじゃんと思っていた。そう、ワタシは偏見の多いオヤジなのだ。でもこの日の川嶋哲郎のフルートは素晴らしかった。「サックス奏者の」という形容詞がつかない真正フルート演奏だったと思う。
以下ライブの曲をメモっておきます。
川嶋さんが曲名紹介をしてくれましたのであっていると思いますが、判らない曲もありました。
1.MAHANA / 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録1曲目。タヒチ語で「太陽」の意。テナー爆裂。
2.ANTIKYTHERA / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。地中海に浮かぶ島の名前。川嶋さんはフルート。
3.INFANT EYES / WAYNE SHORTER
アルバム「SPEAK NO EVIL」のウェイン・ショーター作のバラード。彼が娘を思いながら作ったという美しい曲。「REASON OF REEDS」収録曲。
4.甘い罠 / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。中近東的なイメージかと思ったけど、佐藤さんによれば「なんちゃって東ヨーロッパ風」の曲なんだそうだ。面白い曲。ソプラノ・サックス。
休憩
前回同様、お酒の試飲会がありました。神鷹「大吟醸」をいただく。これ最高に美味しかった。
1.MY ONE AND ONLY LOVE (?)
川嶋哲郎テナー・ソロ。スタンダード・ナンバー。コルトレーンの「AND JOHNY HARTMAN」に入っている曲だけどいまいちこの曲だったか自信がない。転調が激しくてテナー炸裂。
2. ?? / 佐藤芳明ソロ
ジャズ的じゃない曲アコーディオンらしい曲ということで、オリジナルともう一曲を続けて演奏。曲名聞き取れず、すみません。
3.完全即興演奏
これは主催者平石さんのたっての希望ということで、二人の完全即興演奏が実現した。
完全即興というのはやはり現代音楽風なるんですね。
佐藤さんは窓越しに見えるウィスキー醸造工場から連想したロボット・アニメのメカニカルな雰囲気を表現しましたということでした。普段聞けないなかなかスリリングな演奏でした。
4.EMOTION/ 川嶋哲郎
川嶋さんの定番曲。素晴らしいフルート演奏。
5.FIST/ 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録曲。ノリの良いリフの曲。テナー・フラジオ炸裂。アドリブでいろんな曲のメロディが出てくる。
センチメンタル・ジャーニー、セントトーマス、上を向いて歩こうetc.二人の掛け合いが面白く絶好調に盛り上がる。
アンコール 見上げてごらん夜の星を
リアンコール 浜辺の歌
やっぱりデュオのジャズというのは実力者同士だと非常に盛り上がって面白いもんだなと実感した。今回はワタシとしては初めての取り合わせだったし、お互いがお互いの音に刺激されて発展していくジャズの面白さを堪能できた。しかも生音で間近で直接音を浴びることのできるのが無常の幸福であります。
この日の夕方に同業者の会合(ほとんど飲み会)があって終わると同時にあわてて帰らねばならなかった。結局少し遅刻していったらもう会合は終わっていて飲み会だけに参加しましたww
ま、どっちみちこのところあまり景気の良い話はないので、ライブの余韻に浸って久しぶりに気分良く痛飲したのでありました。。。
そして、今回もやはりと言うか当然と言うべきか、期待にたがわず素晴らしいライブでした。
ワタシは不勉強にも佐藤芳明と言う人を知らなかったので、9月に「REASON OF REEDS」を購入して予習していきました。

川嶋哲郎meets佐藤芳明
/REASON OF REEDS(2006.8.8)
M&I MYCJ-30393
01.MAHANA
02.FORGET-ME-NOT
03.AGENT'S TIPS
04.INFANT EYES
05.甘い罠
06.ANTIKYTHERA
07.ARINCO
08.SICILIANO
09.FIST
10.THE REEDS NEED REEDS
川嶋哲郎(ts,ss,fl,etc)
佐藤芳明(acc)
実を言うと、アコーディオンと言う楽器には「あれでほんとにJAZZやるの?」みたいな偏見を持っていました。ワタシの世代的にはアコーディオンと言えば、TVの素人のど自慢の歌伴で有名で「横森管弦楽団」の異名をもっていた横森良造氏とか横山ホットブラザーズくらいしか思い浮かばないのです(汗)
小学校にもアコーディオンはあったけどあんなに複雑な音が出るもんじゃなかったような気がする。(調べてみると小学校にあるのは簡易型だそうだ。)
しかもアコーディオンとはサックスと同じリード楽器らしい。そんなことも知らんのかと言われそうだけど、知らんかった。よく考えれば、蛇腹で空気を送ってリード鳴らすのだから当然と言えば当然リード楽器ですね。しかも左手にもボタンがいっぱいあって、ベース音や和音を出せるようになっている。従ってリードは500以上も付いているらしい。ヨーロッパではアコーディオンはもっとポピュラーな楽器で演奏者も多いらしい。右手が鍵盤じゃなくてボタン式のも普及しているということだ。最近はcobaとかいう人をはじめとして日本人でもプロ演奏者が増えてきているみたいですね。
ま、そんな豆知識よりも音楽は聴いてみるのが一番であって、JAZZというのは演奏者によって決まるもので、どんな楽器でもJAZZっていればそれでOKですよね。「REASON OF REEDS」を聴いてこの佐藤芳明さんも相当なJAZZ者であるのは理解できました。そして彼が作曲した曲もなかなか面白くて、このCDに入っているへんてこりんな曲はすべて好きですw
川嶋哲郎という人はホントにすごい人だと再確認した。何故ってこの3月に聴いたときよりも確実に進化しているということがひしひしと感じられたからだ。これだけ最前線で活躍しているトップの人がさらに進化するというのは並大抵ではないと思われ、テナー、ソプラノ、フルートの3種の楽器のすべてで音色、フラジオ、フレイジングが素晴らしかった。
実を言うと私は、サックス奏者がフルート吹くのはあまり好きではなかった。だって吹き方がぜんぜん違う楽器じゃないかという思いが強く、サックスだけでもバスからソプラニーノまであるんだからサックスだけでいいじゃんと思っていた。そう、ワタシは偏見の多いオヤジなのだ。でもこの日の川嶋哲郎のフルートは素晴らしかった。「サックス奏者の」という形容詞がつかない真正フルート演奏だったと思う。
以下ライブの曲をメモっておきます。
川嶋さんが曲名紹介をしてくれましたのであっていると思いますが、判らない曲もありました。
1.MAHANA / 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録1曲目。タヒチ語で「太陽」の意。テナー爆裂。
2.ANTIKYTHERA / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。地中海に浮かぶ島の名前。川嶋さんはフルート。
3.INFANT EYES / WAYNE SHORTER
アルバム「SPEAK NO EVIL」のウェイン・ショーター作のバラード。彼が娘を思いながら作ったという美しい曲。「REASON OF REEDS」収録曲。
4.甘い罠 / 佐藤芳明
「REASON OF REEDS」収録曲。中近東的なイメージかと思ったけど、佐藤さんによれば「なんちゃって東ヨーロッパ風」の曲なんだそうだ。面白い曲。ソプラノ・サックス。
休憩
前回同様、お酒の試飲会がありました。神鷹「大吟醸」をいただく。これ最高に美味しかった。
1.MY ONE AND ONLY LOVE (?)
川嶋哲郎テナー・ソロ。スタンダード・ナンバー。コルトレーンの「AND JOHNY HARTMAN」に入っている曲だけどいまいちこの曲だったか自信がない。転調が激しくてテナー炸裂。
2. ?? / 佐藤芳明ソロ
ジャズ的じゃない曲アコーディオンらしい曲ということで、オリジナルともう一曲を続けて演奏。曲名聞き取れず、すみません。
3.完全即興演奏
これは主催者平石さんのたっての希望ということで、二人の完全即興演奏が実現した。
完全即興というのはやはり現代音楽風なるんですね。
佐藤さんは窓越しに見えるウィスキー醸造工場から連想したロボット・アニメのメカニカルな雰囲気を表現しましたということでした。普段聞けないなかなかスリリングな演奏でした。
4.EMOTION/ 川嶋哲郎
川嶋さんの定番曲。素晴らしいフルート演奏。
5.FIST/ 川嶋哲郎
「REASON OF REEDS」収録曲。ノリの良いリフの曲。テナー・フラジオ炸裂。アドリブでいろんな曲のメロディが出てくる。
センチメンタル・ジャーニー、セントトーマス、上を向いて歩こうetc.二人の掛け合いが面白く絶好調に盛り上がる。
アンコール 見上げてごらん夜の星を
リアンコール 浜辺の歌
やっぱりデュオのジャズというのは実力者同士だと非常に盛り上がって面白いもんだなと実感した。今回はワタシとしては初めての取り合わせだったし、お互いがお互いの音に刺激されて発展していくジャズの面白さを堪能できた。しかも生音で間近で直接音を浴びることのできるのが無常の幸福であります。
この日の夕方に同業者の会合(ほとんど飲み会)があって終わると同時にあわてて帰らねばならなかった。結局少し遅刻していったらもう会合は終わっていて飲み会だけに参加しましたww
ま、どっちみちこのところあまり景気の良い話はないので、ライブの余韻に浸って久しぶりに気分良く痛飲したのでありました。。。



