WOW / 大西順子
2008/10/31 Fri [Edit]
復活したJAZZピアニスト・大西順子のソロ・ピアノ・ライブが、年末に兵庫県立芸術文化センター小ホールであるというのでチケット予約しました。
日本人JAZZとしては、久々の大ヒットになった彼女のデビュー・アルバム「WOW」が出たのが1993年。もう15年になるんですね。
本日は久しぶりにこのレコードを聴いています。
WOW / 大西順子トリオ (1992録音)
Side1
1. ザ・ジャングラー
2. ロッキン・イン・リズム
3. B・ラッシュ
Side2
1. ブリリアント・コーナーズ
2. ポイント・カウンター・ポイント
3. ネイチャー・ボーイ
大西順子(p)
嶋友行(b)
原大力(ds)
※オリジナルCDでは4.プロスペクト・パーク・ウエスト、8.ブロードウェイ・ブルースの2曲が入っています。アナログ盤(1998)ではこの2曲がカットされている。
CDももちろん持っていますが、アナログ盤のほうがゴリゴリした感じの低音が出ていて好きです。
1曲目の「ザ・ジャングラー」は大西順子のオリジナル。エリントンの「ジャングルムード」にインスパイアされて作った曲。重低音ピアノがユニゾンでガシガシ響く。これこれ、これなんだよね〜。
2.「ロッキン・イン・リズム」はエリントン・ナンバー。こちらも全曲からの流れを引き継ぎ、エリントン・オーケストラをそのままピアノで表現しようというような弾き方だ。
3.「B・ラッシュ 」大西順子のオリジナル。ブラシ・ワークのドラムとウォーキングベースにのせて、ビバップ・テイストあふれるピアノが重厚に響く。
Side2はセロニアス・モンクの「ブリリアント・コーナーズ」から始まる。
そもそも彼女のピアノ・スタイルは、多くのジャズ・ジャイアンツのスタイルを徹底的に研究し、それを組み合わせて発展してきたものと窺える。そこを起点として彼女自身の個性的スタイルが生み出されている(ハズだ)。
彼女の演奏を聴くと、XXXX風に弾くのはお手の物と言う感じだ。実際、彼女がバークリーを出てアメリカ・ニューヨークで演奏活動しているときには、バンド・リーダーから「XXXX風に弾いてくれ」という要求が多かったそうだ。それで彼女は「ハービー・ハンコックのハーモニーを学んだり、バップピアニストを研究したり、マッコイ・タイナーのモダンなタッチを参考にしたり、ラジバンダリ」したんだそうだ(汗)
日本に帰ってこのアルバム「WOW」で衝撃的メジャー・デビューしてからは、それが時には批判的に受け止められたりした。もちろんこのアルバムは1993年の「ジャズディスク大賞」を受賞して絶賛の嵐だったわけだけど、一部では「XXXX風なのを聴くぐらいなら、オリジナルのレコードを聴いていたほうがましだ。」という言い方をされたりした。日本のレコード・ジャズ・マニアがいかにも言いそうなことですね。でも、それを言っちゃ〜おしまいじゃないかという気がする。
芸術はすべて模倣から発展するのであって、はじめからまるきりオリジナルなものなんて存在しない。
なんでこんなことを書きだしたかというと、当時、彼女の登場で沸き立った日本のジャズ界で結構彼女に対する賞賛とともに前記のような少数だが批判的な意見もあったということを思い出したからだ。
ワタシも以前は「スイングジャーナル」や「ジャズ批評」という雑誌やジャズ関係の本を読んだり、PCM放送のジャズ番組を聴いたりしていて、そういう意見を目にしたり耳にした。(今はほとんどジャズ関係の雑誌も本も読まなくなってしまったけれど。)
いまでもそういう「ジャズ論争」みたいなのは続いているんだろか?
大西順子公式サイト
ともあれ、大西順子はジャッキー・マクリーン(1996)やフィル・ウッズ(1999)との競演盤をリリースするなど活躍していたが、2000年3月頃から突然活動を休止した。この原因はよくわからない。結婚して引退したといううわさもあったけど、本当のところは謎だった。
しかし、2005年頃から徐々に演奏活動再開し、2007年からはソロ・ライブを行うなど本格的に活動を再開しているとのことです。
久しぶりに聴き返してみて、このアルバムのビ・バップ的な響きと中低音を力強いタッチで弾く彼女のスイング感覚が素晴らしいと感じられた。このアルバムはやっぱり好きですね。
年末のソロ・ライブが楽しみだ。どんな風に変わっているのかいないのか。。。
ケニー・ギャレット・グループでのライブ
Kenny Garrett Quartet
日本人JAZZとしては、久々の大ヒットになった彼女のデビュー・アルバム「WOW」が出たのが1993年。もう15年になるんですね。
本日は久しぶりにこのレコードを聴いています。
WOW / 大西順子トリオ (1992録音)Side1
1. ザ・ジャングラー
2. ロッキン・イン・リズム
3. B・ラッシュ
Side2
1. ブリリアント・コーナーズ
2. ポイント・カウンター・ポイント
3. ネイチャー・ボーイ
大西順子(p)
嶋友行(b)
原大力(ds)
※オリジナルCDでは4.プロスペクト・パーク・ウエスト、8.ブロードウェイ・ブルースの2曲が入っています。アナログ盤(1998)ではこの2曲がカットされている。
CDももちろん持っていますが、アナログ盤のほうがゴリゴリした感じの低音が出ていて好きです。
1曲目の「ザ・ジャングラー」は大西順子のオリジナル。エリントンの「ジャングルムード」にインスパイアされて作った曲。重低音ピアノがユニゾンでガシガシ響く。これこれ、これなんだよね〜。
2.「ロッキン・イン・リズム」はエリントン・ナンバー。こちらも全曲からの流れを引き継ぎ、エリントン・オーケストラをそのままピアノで表現しようというような弾き方だ。
3.「B・ラッシュ 」大西順子のオリジナル。ブラシ・ワークのドラムとウォーキングベースにのせて、ビバップ・テイストあふれるピアノが重厚に響く。
Side2はセロニアス・モンクの「ブリリアント・コーナーズ」から始まる。
そもそも彼女のピアノ・スタイルは、多くのジャズ・ジャイアンツのスタイルを徹底的に研究し、それを組み合わせて発展してきたものと窺える。そこを起点として彼女自身の個性的スタイルが生み出されている(ハズだ)。
彼女の演奏を聴くと、XXXX風に弾くのはお手の物と言う感じだ。実際、彼女がバークリーを出てアメリカ・ニューヨークで演奏活動しているときには、バンド・リーダーから「XXXX風に弾いてくれ」という要求が多かったそうだ。それで彼女は「ハービー・ハンコックのハーモニーを学んだり、バップピアニストを研究したり、マッコイ・タイナーのモダンなタッチを参考にしたり、ラジバンダリ」したんだそうだ(汗)
日本に帰ってこのアルバム「WOW」で衝撃的メジャー・デビューしてからは、それが時には批判的に受け止められたりした。もちろんこのアルバムは1993年の「ジャズディスク大賞」を受賞して絶賛の嵐だったわけだけど、一部では「XXXX風なのを聴くぐらいなら、オリジナルのレコードを聴いていたほうがましだ。」という言い方をされたりした。日本のレコード・ジャズ・マニアがいかにも言いそうなことですね。でも、それを言っちゃ〜おしまいじゃないかという気がする。
芸術はすべて模倣から発展するのであって、はじめからまるきりオリジナルなものなんて存在しない。
なんでこんなことを書きだしたかというと、当時、彼女の登場で沸き立った日本のジャズ界で結構彼女に対する賞賛とともに前記のような少数だが批判的な意見もあったということを思い出したからだ。
ワタシも以前は「スイングジャーナル」や「ジャズ批評」という雑誌やジャズ関係の本を読んだり、PCM放送のジャズ番組を聴いたりしていて、そういう意見を目にしたり耳にした。(今はほとんどジャズ関係の雑誌も本も読まなくなってしまったけれど。)
いまでもそういう「ジャズ論争」みたいなのは続いているんだろか?
大西順子公式サイト
ともあれ、大西順子はジャッキー・マクリーン(1996)やフィル・ウッズ(1999)との競演盤をリリースするなど活躍していたが、2000年3月頃から突然活動を休止した。この原因はよくわからない。結婚して引退したといううわさもあったけど、本当のところは謎だった。
しかし、2005年頃から徐々に演奏活動再開し、2007年からはソロ・ライブを行うなど本格的に活動を再開しているとのことです。
久しぶりに聴き返してみて、このアルバムのビ・バップ的な響きと中低音を力強いタッチで弾く彼女のスイング感覚が素晴らしいと感じられた。このアルバムはやっぱり好きですね。
年末のソロ・ライブが楽しみだ。どんな風に変わっているのかいないのか。。。
ケニー・ギャレット・グループでのライブ
Kenny Garrett Quartet



