スインガーZ

意味がなくてもスイングする 

ノクターン / 平原綾香

2008/11/28 Fri [Edit]

倉本聰脚本のTVドラマは必ず見ることにしている。巨匠だけにお金もかかっていると見えて、セットも立派だし、映像もきれいだし、カット割りも練られているし、ストーリーもせりふの使い方も面白い。今放映中の「風のガーデン」は、名作「北の国から」、「優しい時間」(’05)に続く“富良野三部作・最終章”である。第1回を見逃してしまって(汗)悔しい思いをしたんだけど、2回目からは録画して見ている。
このドラマの主題歌が平原綾香の「ノクターン」。原曲はショパンのノクターン第20番嬰ハ短調(遺作)「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」。英語の歌詞なので、はじめて聞いたときは外国人歌手かと思った。平原綾香の歌い方というか発声が少し変わったのか、はじめは彼女だとわからなかった。すごくうまくなったと思います。ボイス・トレーニングで発声法を変えたのかな。
平原綾香自身もこのドラマにシンガー役で出演している。倉本聰直々の依頼だったとか。
作中歌のノクターン日本語歌詞版「カンパニュラの恋」は彼女自身の作詞。
平原綾香インタビュー
平原綾香公式サイト

ノクターン/カンパニュラの恋ノクターン/カンパニュラの恋
(2008/11/12)
平原綾香

商品詳細を見る



私が持っているルービンシュタインのショパン集には残念ながらこのノクターン第20番は入っていませんでした。1番から19番までで、20番と21番は入っていない。
ルービンシュタインのピアノはタッチの切れ、音の粒立ちが素晴らしく、このノクターン集は情感を抑え気味にした演奏ではあるが、表情は豊かであり気品にあふれている。ショパン・ノクターン集の歴史的名盤だ。

ショパン:夜想曲集(全19曲)ショパン:夜想曲集(全19曲)
(2007/11/07)
ルービンシュタイン(アルトゥール)

商品詳細を見る


ショパンの楽曲に関するページ「ショピニストへの道〜ショパンを極めよう〜」にノクターンについての詳しい解説もありました。
ショパン・ノクターン(夜想曲)全21曲


緒方拳
ところで、この「風のガーデン」は、今年10月5日に亡くなられた緒方拳さんの最後の作品でもある。
スタッフ・ブログで紹介されていた話。
「緒形さんが、9月30日の打ち上げのご挨拶の席で、
『撮影が終わって昨日あらためて、1話から最後まで台本を読み返した。僕が一番好きだったシーンはね、8話のルイさんと話すところです・・・』
と、8話の後半にあるメイサちゃんとの9ページにわたる長い台詞を、お一人で一言ずつを噛みしめながら暗唱されました。」
亡くなる5日前に打ち上げに出られていたんですね。
今日このシーンを見たけど、おじいちゃん役の拳さんが訥々と語っていて本当に良いシーンでした。
緒形さんは、1999年頃から慢性肝炎を患い、2003年ごろには肝臓ガンに至るものの、手術を受けずに投薬治療や食餌療法を受けながら亡くなる間際まで俳優活動を続けていたそうです。すさまじい役者根性です。しかも、なんだか「風のガーデン」のドラマのテーマ「人は最後に何処に還るのだろう」という問いかけに、彼自身が答えているように思えてしまいます。合掌。。。

緒方拳公式HPハラハチブンメー(2009年2月28日で閉鎖予定)





Top
スインガーZ

Daily Moon Phases

CURRENT MOON

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

お買い物サーチ




Sony Music Shop

ブログパーツ

ブロとも申請フォーム

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ