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意味がなくてもスイングする 

The Original Jacket Collection (10CD) / Jascha Heifetz その2 Disc3

2008/07/13 Sun [Edit]

Heifetz-disc3

Disc3
☆ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77 (1878年作曲)
☆チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35 (1878年作曲)
 ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
 シカゴ交響楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)
 録音時期:ブラームス:1955年、チャイコフスキー:1957年(ステレオ)
 録音場所:シカゴ、オーケストラ・ホール

Disc2の
☆ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 (1806年作曲)
☆メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64 (1844年作曲)
とブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77 とで3大ヴァイオリン協奏曲。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35 を加えると4大ヴァイオリン協奏曲である。
ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーは生涯にそれぞれ1曲しかヴァイオリン協奏曲を書いていない。そしてすべてニ長調である。

ブラームスとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は同じ1878年に書かれているが、初演はブラームスが1879年1月で好評に迎えられたのに対し、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、当初パトロンであったメック婦人からも賞賛を得られず、献呈を予定し演奏を依頼した当時最高のヴァイオリニストとして権威のあったレオポルド・アウアーにも演奏不可能として初演を拒否されてしまう。
結局、初演を果たしたのは3年後の1881年12月であった。
しかし、この初演のときも評価は得られず、むしろ批判にさらされた。このときのヴァイオリニストは、ロシアのアドルフ・ブロツキーであったが、彼は酷評にめげずこの曲を事あるごとに取上げ、演奏し続けて次第に評価が高まるようになったということである。
のちには、レオポルド・アウアーも自らの非を認め演奏するようになったという。
ちなみにチャイコフスキーはブラームスのヴァイオリン協奏曲をかなりケナしていたらしい。

いま現在では、ヴァイオリン協奏曲といえば、チャイコフスキーかメンデルスゾーンかというぐらいにポピュラーで親しみやすいメロディーで愛されているけど、こんな逸話があったとは知りませんでした。

ハイフェッツは、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を3回録音しているが、これが最後の3回目の録音で唯一のステレオ盤。ハイフェッツのレコードの中でも特に評価が高い、素晴らしい名曲の超絶技巧の名演奏です。

※オリジナル・ジャケット・コレクションというから、オリジナルのジャケットでオリジナルの曲目が入っていると思ったけど、このシリーズはジャケットはオリジナルのものを使用しているけど、曲目はかなり入れ替えたり追加してあるみたいです(汗)やっと気づいた。このジャケットは、レコードではチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のみが入っている。


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