COOKIN' / Miles Davis
2008/04/18 Fri [Edit]
モダン・ジャズを聴き始めて、一番最初にモダン・ジャズのカッコよさを感じたアルバム。
マイルズは徹頭徹尾クールでかっこいい。

Cookin' / Mailes Davis Quintet
Prestige 7094
1. My Funny Valentine
2. Blues by Five
3. Airegin
4. Tune Up/When the Lights Are Low
Miles Davis(trumpet),John Coltrane(tenor sax),Red Garland(Piano)
Paul Chambers(bass),Philly Joe Jones(drums)
このCDはオリジナルの録音エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーが自ら最新CD技術でリマスターしたもの。私が持っているのは1985年の古いCD(3000円もした!)。レコードも持っているが、これも古い日本盤で音は悪い。CDのほうがまだ音は良い。でもこのリマスター盤も聞いてみたい。
マイルズ・デイヴィスのハード・バップ時代におけるもっとも有名なアルバムだと思う。
1956年プレスティッジ・レーベルに所属していたマイルズは、CBSに強引(?)に誘われ、プレスティッジに残っていたアルバム4枚分の契約を果たすために、5月11日と10月26日の二日間で4枚分の楽曲25曲を録音した。
これが、「マラソン・セッション」と呼ばれる当時のレギュラー・クインテットでの録音で、ほとんどワン・テイクで録音したそうである。
残りの3枚は、「Relaxin'」「Workin' 」「Steamin'」でプレスティッジはこの4枚を1年に1枚ずつ発売した。いちばん最初に出たのがこの「Cookin'」で、このアルバムに収められた曲は全て10月26日に録音されたもの。
A-1.「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は、誰でもたぶん一度はどこかで聞いたことがあるんじゃないかと言うくらい有名な演奏。マイルズはこの曲を何度もライブ盤でレコーディングしているが、これが初出演奏。
レッド・ガーランドのコロコロ転がるような明るいピアノと沈鬱で物憂げなマイルズのミュート・トランペットが見事なコントラストだ。この演奏には、コルトレーンは参加していない。
この曲はジャズ・スタンダード・ナンバーで最も人気のある曲のひとつ。
原曲は1937年のミュージカル「ベイブス・イン・アームス」中の曲。リチャード・ロジャース&ローレンツ・ハートのコンビの作品。
A-2.「ブルーズ・バイ・ファイブ」はマイルスのオリジナル・ブルーズ。進化中のコルトレーンのソロが聴ける。
B-1.「エアジン」AIREJINとはNIJERIAナイジェリアという国名の綴りをさかさまにした曲名。
ソニー・ロリンズのオリジナル曲。マイルズはロリンズと1954年「バグズ・グルーブ」というアルバムで共演・録音している。ここではコルトレーンとの共演だが、この時期では、やはりロリンズのほうが天才的なきらめきで一歩リードしている感じ。だが、この頃から不断の努力でコルトレーンは独自の奏法を推し進め、やがてモダン・ジャズ・テナーの第一人者に登りつめていくのであった。
B-2.「チューン・アップ」「ホエン・ライツ・アー・ロウ」2曲のメドレーになっている。
「チューン・アップ」はマイルズのオリジナル曲。アップ・テンポで快調に飛ばす。マイルズ→コルトレーン→ガーランドのソロ。
「ホエン・ライツ・アー・ロウ」続いてミディアムテンポのほのぼのとした曲が始まる。べニー・カーターのオリジナル曲。
聴きなおしてみて、このリズム隊、レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズは素晴らしいなぁとあらためて思った。ハード・バップのカッコよさがギッチリ詰まっている感じ。
最後に"OK"というしわがれ声が入っている。ホントにすべてOKだ!
※普通、Milesは「マイルス」と表記するんだけど、ネイティブの発音では「マイルズ」と濁るらしい。どっちでもいいんだけど、村上春樹さんが「マイルズ」と書いているのでマネしてみました(汗)
ほかにも、「ブルース」→「ブルーズ」、「ジョージ・ソロス」→「ジョージ・ソロズ」などなど。
マイルズは徹頭徹尾クールでかっこいい。

Cookin' / Mailes Davis Quintet
Prestige 7094
1. My Funny Valentine
2. Blues by Five
3. Airegin
4. Tune Up/When the Lights Are Low
Miles Davis(trumpet),John Coltrane(tenor sax),Red Garland(Piano)
Paul Chambers(bass),Philly Joe Jones(drums)
このCDはオリジナルの録音エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーが自ら最新CD技術でリマスターしたもの。私が持っているのは1985年の古いCD(3000円もした!)。レコードも持っているが、これも古い日本盤で音は悪い。CDのほうがまだ音は良い。でもこのリマスター盤も聞いてみたい。
マイルズ・デイヴィスのハード・バップ時代におけるもっとも有名なアルバムだと思う。
1956年プレスティッジ・レーベルに所属していたマイルズは、CBSに強引(?)に誘われ、プレスティッジに残っていたアルバム4枚分の契約を果たすために、5月11日と10月26日の二日間で4枚分の楽曲25曲を録音した。
これが、「マラソン・セッション」と呼ばれる当時のレギュラー・クインテットでの録音で、ほとんどワン・テイクで録音したそうである。
残りの3枚は、「Relaxin'」「Workin' 」「Steamin'」でプレスティッジはこの4枚を1年に1枚ずつ発売した。いちばん最初に出たのがこの「Cookin'」で、このアルバムに収められた曲は全て10月26日に録音されたもの。
A-1.「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は、誰でもたぶん一度はどこかで聞いたことがあるんじゃないかと言うくらい有名な演奏。マイルズはこの曲を何度もライブ盤でレコーディングしているが、これが初出演奏。
レッド・ガーランドのコロコロ転がるような明るいピアノと沈鬱で物憂げなマイルズのミュート・トランペットが見事なコントラストだ。この演奏には、コルトレーンは参加していない。
この曲はジャズ・スタンダード・ナンバーで最も人気のある曲のひとつ。
原曲は1937年のミュージカル「ベイブス・イン・アームス」中の曲。リチャード・ロジャース&ローレンツ・ハートのコンビの作品。
A-2.「ブルーズ・バイ・ファイブ」はマイルスのオリジナル・ブルーズ。進化中のコルトレーンのソロが聴ける。
B-1.「エアジン」AIREJINとはNIJERIAナイジェリアという国名の綴りをさかさまにした曲名。
ソニー・ロリンズのオリジナル曲。マイルズはロリンズと1954年「バグズ・グルーブ」というアルバムで共演・録音している。ここではコルトレーンとの共演だが、この時期では、やはりロリンズのほうが天才的なきらめきで一歩リードしている感じ。だが、この頃から不断の努力でコルトレーンは独自の奏法を推し進め、やがてモダン・ジャズ・テナーの第一人者に登りつめていくのであった。
B-2.「チューン・アップ」「ホエン・ライツ・アー・ロウ」2曲のメドレーになっている。
「チューン・アップ」はマイルズのオリジナル曲。アップ・テンポで快調に飛ばす。マイルズ→コルトレーン→ガーランドのソロ。
「ホエン・ライツ・アー・ロウ」続いてミディアムテンポのほのぼのとした曲が始まる。べニー・カーターのオリジナル曲。
聴きなおしてみて、このリズム隊、レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズは素晴らしいなぁとあらためて思った。ハード・バップのカッコよさがギッチリ詰まっている感じ。
最後に"OK"というしわがれ声が入っている。ホントにすべてOKだ!
※普通、Milesは「マイルス」と表記するんだけど、ネイティブの発音では「マイルズ」と濁るらしい。どっちでもいいんだけど、村上春樹さんが「マイルズ」と書いているのでマネしてみました(汗)
ほかにも、「ブルース」→「ブルーズ」、「ジョージ・ソロス」→「ジョージ・ソロズ」などなど。
Comments
Track Backs
TB URL



