MILES DAVIS Vol.1&2 / Miles Davis
2008/04/26 Sat [Edit]
ブルーノートの歴史的な1500番台のはじめを飾るのはやはりこの人しかいないだろう。
このブルーノートの新しい12インチ・シリーズは、1952、53、54年の演奏〜5013、5022、5040の10インチ盤の収録曲に5曲の別テイクを追加して、1956年に発売された。
しかし、これ以降マイルズはプレスティッジそしてCBS(コロムビア)と契約するので、ブルーノートのリーダーアルバムはこれだけになってしまう。(このときは、まだプレスティッジとは専属契約ではなかった。「ウォーキン」の後に3年契約する。)
1950年代始めの時期は、すでに「クールの誕生」を吹き込んでいたといってもマイルズにとっては経済的にも苦しい時期で、なんと言っても麻薬禍から逃れることができずに四苦八苦していた。特に1952年はこのブルーノート・セッション以外は全く録音していない。53年になってもジャンキーのままだったマイルズは、このブルーノート・セッションの直前にもハイになっていたと自叙伝で述べている。
この年の後半に東セントルイスの実家の納屋にこもって、必死の思いでジャンキーから抜け出す事に成功する。つまり、このブルーノート・セッションはマイルズがジャンキーからクリーンになっていく過程をそのまま捉えていることになる。
クリーンになったマイルズは、1955年のニューポート・ジャズ・フェスティバルで大好評を博し、レギュラー・クインテットを創って怒涛の快進撃を開始するのだが、誰も相手にしてくれなかったジャンキー時代にも録音を続けてくれたブルーノートのアルフレッド・ライオンに対する恩義は忘れることがなかった。1958年、当時売り出し中のキャノンボール・アダレイをリーダーにしたブルーノートの名アルバム「サムシン・エルス」は、実質リーダーはCBSと契約中だったマイルズであり、アルフレッドに対する恩返し録音なのである。
Miles Davis Vol.1
BLUENOTE 1501
1 Tempus Fugit
2 Kelo
3 Enigma
4 Ray's Idea
5 How Deep Is the Ocean
6 C.T.A.
7 Dear Old Stockholm
8 Chance It
9 Yesterdays
10 Donna
11 C.T.A.
12 Would'n You
1-4,6,11(1953)
5,7-10,12(1954)
Miles Davis Vol.2
BLUENOTE 1502
1 Take-off
2 Weirdo
3 Would'n You
4 I Waited for You
5 Ray's Idea
6 Donna
7 Well You Needn't
8 The Leap
9 Lazy Susan
10 Tempus Fugit
11 It never Entered My Moind
1-3,6(1952)
4,510(1953)
7-9,11(1954)
☆ ☆ ☆
Rudy Van Gelder(ルディ・ヴァン・ゲルダー)による最新リマスタリングのスペシャル・エディションCDも出ている。こちらは年代別セッションに曲順が編集されている。
Miles Davis Vol.1
1. Dear Old Stockholm
2. Chance It
3. Donna
4. Woody 'n' You
5. Yesterdays
6. How Deep Is The Ocean
7. Chance It
8. Donna
9. Woody 'n' You
10. Take Off
11. Lazy Susan
12. Leap
13. Well You Needn't
14. Weirdo
15. It Never Entered My Mind
1-10(1952): Miles Davis(tp)
J.J. Johnson(tb)
Jackie Mclean(as)
Gil Coggins(p)
Oscar Pettiford(b)
Kenny Clarke(ds)
11-15(1954):Miles Davis(tp)
Jimmy Heath(ts)
Horace Silver(p)
Art Blakey(ds)
Miles Davis Vol.2
1. Kelo
2. Enigma
3. Ray's Idea
4. Tempus Fuit
5. C.T.A.
6. I Waited For You
7. Kelo (Alternate Take)
8. Enigma (Alternate Take)
9. Ray's Idea (Alternate Take)
10. Tempus Fugit (Alternate Take)
11. C.T.A. (Alternate Take)
1953
Miles Davis(tp)
J.J. Johnson(tb)
Jimmy Heath(ts)
Gill Coggins(p)
Percy Heath(b)
Art Blakey(ds)
このブルーノートの新しい12インチ・シリーズは、1952、53、54年の演奏〜5013、5022、5040の10インチ盤の収録曲に5曲の別テイクを追加して、1956年に発売された。
しかし、これ以降マイルズはプレスティッジそしてCBS(コロムビア)と契約するので、ブルーノートのリーダーアルバムはこれだけになってしまう。(このときは、まだプレスティッジとは専属契約ではなかった。「ウォーキン」の後に3年契約する。)
1950年代始めの時期は、すでに「クールの誕生」を吹き込んでいたといってもマイルズにとっては経済的にも苦しい時期で、なんと言っても麻薬禍から逃れることができずに四苦八苦していた。特に1952年はこのブルーノート・セッション以外は全く録音していない。53年になってもジャンキーのままだったマイルズは、このブルーノート・セッションの直前にもハイになっていたと自叙伝で述べている。
この年の後半に東セントルイスの実家の納屋にこもって、必死の思いでジャンキーから抜け出す事に成功する。つまり、このブルーノート・セッションはマイルズがジャンキーからクリーンになっていく過程をそのまま捉えていることになる。
クリーンになったマイルズは、1955年のニューポート・ジャズ・フェスティバルで大好評を博し、レギュラー・クインテットを創って怒涛の快進撃を開始するのだが、誰も相手にしてくれなかったジャンキー時代にも録音を続けてくれたブルーノートのアルフレッド・ライオンに対する恩義は忘れることがなかった。1958年、当時売り出し中のキャノンボール・アダレイをリーダーにしたブルーノートの名アルバム「サムシン・エルス」は、実質リーダーはCBSと契約中だったマイルズであり、アルフレッドに対する恩返し録音なのである。
Miles Davis Vol.1BLUENOTE 1501
1 Tempus Fugit
2 Kelo
3 Enigma
4 Ray's Idea
5 How Deep Is the Ocean
6 C.T.A.
7 Dear Old Stockholm
8 Chance It
9 Yesterdays
10 Donna
11 C.T.A.
12 Would'n You
1-4,6,11(1953)
5,7-10,12(1954)
Miles Davis Vol.2BLUENOTE 1502
1 Take-off
2 Weirdo
3 Would'n You
4 I Waited for You
5 Ray's Idea
6 Donna
7 Well You Needn't
8 The Leap
9 Lazy Susan
10 Tempus Fugit
11 It never Entered My Moind
1-3,6(1952)
4,510(1953)
7-9,11(1954)
☆ ☆ ☆
Rudy Van Gelder(ルディ・ヴァン・ゲルダー)による最新リマスタリングのスペシャル・エディションCDも出ている。こちらは年代別セッションに曲順が編集されている。
Miles Davis Vol.11. Dear Old Stockholm
2. Chance It
3. Donna
4. Woody 'n' You
5. Yesterdays
6. How Deep Is The Ocean
7. Chance It
8. Donna
9. Woody 'n' You
10. Take Off
11. Lazy Susan
12. Leap
13. Well You Needn't
14. Weirdo
15. It Never Entered My Mind
1-10(1952): Miles Davis(tp)
J.J. Johnson(tb)
Jackie Mclean(as)
Gil Coggins(p)
Oscar Pettiford(b)
Kenny Clarke(ds)
11-15(1954):Miles Davis(tp)
Jimmy Heath(ts)
Horace Silver(p)
Art Blakey(ds)
Miles Davis Vol.21. Kelo
2. Enigma
3. Ray's Idea
4. Tempus Fuit
5. C.T.A.
6. I Waited For You
7. Kelo (Alternate Take)
8. Enigma (Alternate Take)
9. Ray's Idea (Alternate Take)
10. Tempus Fugit (Alternate Take)
11. C.T.A. (Alternate Take)
1953
Miles Davis(tp)
J.J. Johnson(tb)
Jimmy Heath(ts)
Gill Coggins(p)
Percy Heath(b)
Art Blakey(ds)
Comments
Track Backs
TB URL



