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意味がなくてもスイングする 

DIG / Miles Davis

2008/05/08 Thu [Edit]

1945年がマイルズの初レコーディングだが、聴くのはこのあたりからで良いんじゃないの、と言うのがこの1951年のアルバム。1948〜9年の「クールの誕生」があるので、そこからでももちろん良いんだけど。まぁ、かっこいいなぁ、と思えるのはこの辺からだと、個人的には思います。

DIG/ Miles Davis
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1. Dig
2. It's Only a Paper Moon
3. Denial
4. Bluing
5. Out of the Blue
6. My Old Flame (*)
7. Conception (*)

(*)オリジナルLPでは入っていなかった、「Conception」(Prestige 1951)に入っていた曲。CD化にあたって同日セッションの曲として追加された。

Miles Davis (Trumpet)
Art Blakey (Drums)
Jackie Mclean (Alto Sax) 1,3-5
Sonny Rollins (Tenor Sax)
Tommy Potter (Bass)
Walter Bishop (Piano)
1951年10月5日録音

ソニー・ロリンズ、ジャッキー・マクリーンの若き日の演奏が聴ける。まだまだ初々しい感じがする。
ジャッキー・マクリーンはこれがほぼ初レコーディング。どうも、ロリンズはリードの調子がよくないのか、キィキィいってるのが気になる。

1.ディグ
マイルズのオリジナル。(マクリーンの作と言う説もある。)
バップ・テイスト溢れる曲。

2.イッツ・オンリー・ア・ペイパームーン
1933年ハロルド・アーレン作曲の大ヒット曲。もともとは「イフ・ユー・ビリーブ・イン・ミー」というタイトルだったが、ミュージカル「テイク・ア・チャンス」でこのタイトルに変えてヒットした。 このときはペギー・リーの歌。
なんといっても、ナット・キング・コールのキャピトル盤が決定盤。

私の最も好きなスタンダード・ナンバーのひとつ。
「それはただの紙でできた月。ボール紙の海の上に浮かんでいる。でも、ボクを信じてくれたらホンモノになる。」
マイルズはオープンでリリカルに吹いている。この曲はやっぱり良いなぁ。
(あっ、このCDでは、すべてオープン・トランペットでの演奏だった。)

3.ディナイアル
マイルズのオリジナル。軽快な曲。
マイルズ→ソニー→ジャッキー→マイルズ&アートの4バース→マイルズのソロ。

4.ブルーイング
マイルズのオリジナル。こちらは一転ブルージーな曲。

5.アウト・オブ・ザ・ブルー
マイルズのオリジナル。バップ的。
後年の演奏に比べて、ソニー、ジャッキーのソロは初々しいというか、若いというか、まだまだというか、なんだかほほえましく感じられる。

6.コンセプション
ジョージ・シアリング作。ジャッキー・マクリーンは参加していない。
ジョージ・シアリングの作といえば、クール・ジャズという印象だが、ここでの演奏はハード&ホットだ。

7.マイ・オールド・フレイム
1934年サム・コスロウ作曲。ビリーホリディの歌(「奇妙な果実」)、パーカーの演奏が有名。
マイルズも情感たっぷりに演奏。

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